世界初!自宅でペットに合わせたフードをプロが選ぶサービス

2016年10月6日

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ジャパンエクスプレス株式会社
husse事業部(フッセ事業部)の紹介


スウェーデン発祥のプレミアムペットフードを製造・販売するhusseと2013年9月にマスター・フランチャイズ契約※を締結し、husse事業部を創設。husseは、54カ国でフランチャイズビジネスを展開している。husseはスウェーデン語で「飼い主」を意味する。husse事業部は、日本初のペットフードデリバリーサービスを展開している。

※マスター・フランチャイズ契約とは・・・フランチャイザー(husse)が、特定の地域において開発力を有する者に対し、フランチャイザーに代わって、その地域内でフランチャイジー(加盟店)を募集する権利を付与する契約のことである。フランチャイザーとこの契約を結んだ者は、マスター・フランチャイジー(husse ジャパン)と呼称される。これらの者との間でさらにフランチャイズ契約を締結した者が、フランチャイジー(日本国内のhusse取り扱い事業者)となる。

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人間が食べても大丈夫!厳しい条件をクリアしたプレミアムフードを自宅までお届け

husse事業部のサービスについて教えてください

お写真③当社は、2013年9月にスウェーデンのスーパープレミアムペットフードメーカーhusseとマスター・フランチャイズ契約を締結しました。地域専任のアドバイザーが自宅を訪問し、全25種類あるフードの中から愛犬・愛猫に最適なフードをお届けします。当社の特徴は大きく2つございます。高品質なペットフードの取り扱いと、地域毎に設けた専任アドバイザーの存在です。

まず、当社の商品は、品質管理が厳しいとされるヨーロッパの工場で製造されています。特にhusseのドライフードを手掛けるベルギーの工場はFEDIAF(The European Pet Food Industry Federation=欧州ペットフード工業連合)の厳しい基準をクリアしたFEDIAF認定工場で製造されています。 この基準を満たすには、トレーサビリティが全て報告されている必要があります。日本では、「青森県の山田さんが作ったりんご」といったものがトレーサビリティと捉えられているようですが、当社の場合は異なります。原産国はもちろん、どのような流通過程を通ったか、ということや肉の部位まで明確です。その他にも、国際食品規格の認証を受けている、人工ホルモンを使用した原材料を一切添加しない、防腐剤・着色料を使用しない等、品質にこだわっております。人間の食品と同水準の原材料を使用しているため、人間が食べても問題ありません。味は保証しませんが(笑)。

また、ペットの年齢・性別はもちろん、運動状況や避妊去勢の有無等お客様からヒアリングした事前情報と実際にペットと対面して健康状態を確認してから専任アドバイザーが最適なフードを選んでおります。彼・彼女たちは当社とフランチャイズ契約(FC契約)を締結しており、国内には15店舗あります。

大使館の関係者から声をかけられて

husse事業部のあるジャパンエクスプレス株式会社は、物流がメインの会社だと伺っています。なぜ、物流会社がペット事業に参入したのですか?

お写真④当社では、トラック輸送をメインとした物流事業を行っております。husseはヨーロッパ中心に事業を拡大させてきましたが、東南アジアに進出したということで、スウェーデン大使館に話があったようです。関係者を通じて当社にお声掛けをいただき、「是非とも!」と手を挙げました。

国外でマスター・フランチャイズ契約を結んでいるのは、ペット関連企業が多いようですが、物流業は前例にないということで、当社に決まったのが3年前です。ペットフードを輸入するため通関とのやり取りに時間がかかり、事業としてFC契約を募集したのは2年前のこと。現在は15店舗とFC契約を締結しています。加盟店はまだまだ増やしていかなければならない段階です。

FC契約の条件は、動物好きであること。3カ月断り続けた例も・・・

FCビジネスの契約を結ぶ条件はありますか?

FC契約を希望される方に必ず聞くのは、「ペット飼育の有無と、知り合いで犬を飼っている人がどれくらいいるのか」という質問です。ペットに変化が現れるには、約3週間かかると言われています。ご自身のペットで効果を実感していれば、自信を持ってお勧めできますよね。しかも、チャネルはネット・大手量販店ではなく訪問販売ですので、おのずと最初のお客さまは、周りの知人・友人になります。成功事例を自分で作り、人伝いで広まっていくのが当社のスタイルです。

ですから、husse世田谷の場合、ペットを飼っていないという理由から3カ月間お断りし続けましたが、ご本人の意思が強く契約を締結しました。今では毎月本部まで報告にいらっしゃいますよ。

また、担当する地域を決める基準としているのが、犬の登録件数※です。2万頭以上いる地域を1エリアとして括ります。例えば世田谷区の場合はそこだけで可能ですが、港区だけでは足りないので周辺の区域と併合するといった具合です。登録件数の2%にあたる400頭を顧客とすると、収支が成り立つと想定しております。

※犬の登録:犬の所有者は、犬を取得した日(生後90日以内の犬を取得した場合にあっては、生後90日を経過した日)から30日以内に、その犬の所在地を管轄する都道府県知事に市町村長を経て犬の登録を申請しなければならない。

どのような方が、加盟店となるのですか?

15ある加盟店のうち、法人は3店のみです。個人で立ち上げられる方がほとんどですし、問い合わせをいただくのも個人の方が多いです。ペット関連の仕事に携わっていた方はあまりいらっしゃいませんが、ペットを飼っている方は多いです。

ちなみに、husse大阪の橋本さんは愛犬の病気を機に個人で立ち上げました。加盟後は研修等のフォロー体制を万全に整えていますので、FCビジネスやペットビジネス初心者の方でも安心いただけます。当社のFCビジネスの特徴として、100万円程度の資金でスピーディーに事業を始めることが可能です。

お写真②加盟金は、エリア内の人数によって決まります。例えば、人口40万人の都市をエリアとしたい場合、人数の半分にあたる20万円をいただきます。

その他に契約代として50万円をいただくので合計70万円が加盟金となります。研修後は加盟金の半額程度をフードや制服代に充てるので、初期仕入れは要りません。お客さまとのやり取りで分からないことがあったら、本部に連絡して新たな知識を得ていきます。

フードのスイッチは、代理購買の商材ならではの難しさ

このビジネスの難しさは、どこにありますか?

風景②最も難しいのは、飼い主を説得して今与えているフードを変えてもらうことです。ペットフードの場合は、代理購買に相当するので飼い主を説得する必要があります。「うちの子は、ちゃんと今のフードを食べているから大丈夫」という飼い主は多いです。「人間が食べても問題ないので食べてみれば分かる」と言っても、実際にフードを食べてみる飼い主は少ない(笑)。

また、当社の商品は量販店等に流通していないので、人の目に触れることも多くありません。一から製品の良さを伝えていくことは大変なのではないでしょうか。ただ、フードを変えるのが大変だということは、一度当社の製品を使っていただくと、長くリピートしてくださる方が多いということになります。

当社のフードをペットにあげてから1ヶ月ほど経過したお客様より「最近毛にべたつきが無くなった」、「毛艶がよくなった」と嬉しい声をお聞きします。他には、「糞便の量が減った」と不安げに仰るお客様もいらっしゃいます。そもそも糞便というのは、食べたフードが身体に取り込まれ血となり肉となった後に消化されずに体外に排出されるものを指します。husseフードの消化率は90%以上ですので、当社の製品を食べて糞便が減るということは当然なのです。

husseが提供する世界で唯一のサービス

フード選びは、飼い主にとって難しいイメージがあります

多くの方は「有名だから!獣医さんから勧められたから!」という理由でフードを選びがちです。袋に記載された原材料名はペットフードの良し悪しを判定できる1つの材料となりますが、見ても分からない等の理由で自分のペットと同じ品種の写真が貼られたパッケージを選んだり、値段やCMでフードを選んだりするお客様が残念ながらほとんどのようです。

一方、当社では愛犬、愛猫の発育・健康状態に合わせて専任アドバイザーが最適なフードを提案します。例えば、2歳の子でも発育が不十分な場合、成長に必要な栄養が入ったパピー用のフードが適していると判断した場合はそのような提案をします。

また、日本のペットの3割以上は肥満と言われていて、問題視されるお客様は少なくありません。そこでhusseはカウンセリングで愛犬、愛猫の状態をお聞きしながら最適なフードをご提案することにより、皮膚の健康や肥満対策など健康を維持するお手伝いをさせていただいているのです。全世界を見渡してみても、ペットフードに関して栄養のカウンセリングをしているのはhusse1社だけのようです。

小型犬の多い日本マーケットならではの要望とは

海外と日本の売れ筋商品に違いはありますか?

まず日本の特徴として、小型犬が多いため2kgなど少量の商品が売れ筋となっています。一方、欧州では中・大型犬が多いので、15kgの製品が9割と日本とは大きく違います。15kgですと、中型犬(25kgまで)で1-2カ月の消費量となります。日本では8割以上が小型犬のため、2kgが主流です。そのため、訪問の間隔が欧州と比べて短くなります。

お写真①
世界54カ国でフランチャイズビジネスを展開

1カ月に何度も訪問するとなると、仕事の効率としては決して良いとは言えません。今後は、7kgや15kgを購入するお客さまを増やすことで、空いた時間に新規開拓をしていただきたいと思います。

また、日本の傾向として「良い」フードを求めて渡り歩く人が多いです。日本にはペットフードを扱っている会社は約100社あると言われています。100gが何千円もするものを取り扱う会社もありますし、人間と同様にペットフードでもグレインフリーが流行るなど、情報が溢れています。だからこそ、飼い主の方に寄り添ったサービスを提供したいと思っています。

今後の展望を教えてください

関東圏を中心に加盟店の数を増やしていくと同時に、ネットを通じた販売チャネルの構築を考えています。全国に加盟店ができてからネット販売をする予定でしたが、認知度の向上も含めて早々に着手する予定です。より多くのお客さまに当社の商品・サービスを知ってもらうことで、「日本の声」をhusse本部に届け、新たな商品開発に活かし更なる満足度の向上を目指していきます。

(インタビューは以上)

本インタビューでは、husseとマスター・フランチャイズ契約を締結しているhusse事業部にお話を伺った。同社は、日本初のペットフードデリバリーサービスを展開している。次回は、フランチャイズ契約の成功事例として、ペットフードの対面販売のみならずペット関連事業を幅広展開されているhusse大阪の橋本氏にお話を伺う。

husse事業部の概要

法人名     :ジャパンエクスプレス株式会社 husse事業部

住所      :千葉県市川市相之川4丁目15-11大場第2ビル4階

設立年     :1999年

代表       :高橋 英司

主な事業内容  :貨物自動車運送事業、ペットフード宅配事業 フランチャイズ本部

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