ペット飼い主へのプロモーション・マーケティング媒体
また、アイペット損害保険㈱では、飼い主とペットのより良いライフスタイルを提案するため、保険契約者様・被保険者様向け優待サービスサイトクラブアイペットを運営しています。加盟店様には、30万人超のペット保険加入者に向けて、無料でPR活動をおこなっていただけます。
ペットショップや動物病院での顧客への売り込み
ペット飼い主へのマーケティング手段を考えてみる。実店舗を構えペットのプロによる顧客への対面での売り込みが可能となる販売力の高い手段としては、生体を販売するペットショップ・ブリーダーの他、動物病院、トリミングサロン等が挙げられる。ペットショップ・ブリーダーはペット飼育初心者や子犬・子猫飼い主へのチャネルとなり、動物病院はペットの健康に対する意識の高い飼い主ほど頻繁に訪れやすい。特に犬の飼い主は飼育の悩みについて獣医師に相談する飼い主の割合が最も多い(アイペット損害保険㈱調べ)。トリミングサロンについては、トイプードルやヨークシャーテリア、マルチーズなど被毛が伸び続ける長毛犬種や一部の猫が月1回程度のペースで利用する。
獣医師がウェブメディア上で病気に関する記事を執筆するサイトが増えてきている。
(参考記事:獣医師が執筆、あるいは獣医師が監修しているウェブメディア)。
ホームセンターや大手ECでのチラシの設置
数多くの飼い主が訪れ多岐にわたる商品を取り扱うホームセンターや大手ECでのチラシの設置等は広いリーチの確保が可能となる。また、様々な犬種が集まるドッグランやドッグカフェ(一部、小型犬のみなどの規定を設けている場合もある)、ペットとの外出を積極的に楽しむ飼い主層を抱えるペット可能宿泊施設などでのチラシの設置等は、多様な飼い主へのアクセスを可能とする。
ペット雑誌への広告掲載
ペット雑誌については、比較的歴史があり信頼性のある媒体であることから規模は大きくないものの訴求力は大きい。ペット雑誌の中で人気なのは、総合雑誌である『いぬのきもち』『ねこのきもち』(ベネッセコーポレーション)はペット飼育初心者に支持されそれぞれ年間約9万部の発行部数となっている他、犬については特定の犬種に特化した「RETRIEVER」(枻出版社)、「Shi-ba」(辰巳出版)等が上位を占める。この他1952年創刊の「愛犬の友」(誠文堂新光社)はブリーダーインタビュー、ドッグショーレポート、プロ向け用品等についても掲載しており、一般飼い主だけでなくプロのブリーダーからの人気も高い。猫については猫の写真やユニークな特集で猫の魅力を紹介する『猫びより』(辰巳出版)や『猫ぐらし』(アスペクト)が猫の飼い主だけでなく「猫が大好きだけど飼えない」読者からの支持も広く集めている(参考記事:ペット雑誌の発行部数ランキング・発行動向)。
ウェブメディアへの広告掲載
ウェブメディアについては、アクセスのし易さからリーチがとにかく広いことが特徴である。ペットのウェブメディアの中では、マッチング系、総合情報メディア系、しつけ系、グッズ販売系のPV数が上位を占める。マッチング系では、「ペットのおうち」は全国の犬・猫・その他の多岐にわたる動物の里親募集情報が投稿され最大のPVを誇る。一般会員は譲渡費用の請求禁止などの譲渡ルールを設け厳しく運用されている。総合情報メディア系では、「わんちゃんホンポ」はしつけや日々のお手入れ、商品レビュー、犬の面白い表情を捉えたコラムなどの記事を全国の愛犬家が投稿しする形式である。しつけ系では、「子猫のへや」は猫のしつけ、キャリーへの入れ方、猫の能力、猫の歴史や文化など、多岐に渡る情報を掲載している。ペット用品通販サイト「ペピイ」はペットフードからペット用仏具まで幅広い商品を取り扱い、子犬・子猫から老犬・老猫までの飼い主の会員を抱える。この他、飼い主が気になる犬・猫に特化した各種テーマの記事・情報を豊富に掲載しているメディアや、ペット関連企業が知見を活かしたメディアのPV数が多くなっている(参考記事:ペットに関するウェブメディア媒体リスト)。
【参考ページ】
■ペット雑誌の発行部数ランキング・発行動向
犬系・猫系雑誌のランキング、各紙の特徴、発行動向をご紹介します。
■ペット関連の人気ウェブメディア媒体
ペット関連の人気ウェブメディアをご紹介します。
■ペット産業の市場規模・統計・その他データソースリスト
ペット産業を調べる際に必要な無料/有料ソースを以下ページで網羅的にまとめています。
■レポート一覧ページ
その他ペット関連業界の市場動向・最新ビジネス事例は、こちらを参照ください。
■クラブアイペット
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